2018.02.11

『オッちゃん世にはばかる』⑦:「日曜日は教会へ」

「食前のお祈り」を、それぞれの方法でなんとかクリアした子供たちを次に待ち受けるのは「日曜日」だ。

そう、教会である。

 

クリスチャン家庭は、日曜日に家族揃って教会へ行くのだ。

「大草原の小さな家」のインガルス一家のように。(ただし馬車には乗らない)

 

教会に行って何をするかというと、「礼拝」。

大多数のキリスト教会の礼拝は、日曜日の午前中に行われる。

長さは1時間、1時間半、長いところで2時間かな。

 

礼拝は、カトリックとプロテスタントでかなり雰囲気が違う。

僕はプロテスタントで、時間のうち半分は讃美歌を歌ったり、司会者が聖書朗読したり祈ったり、みんなで信仰告白を唱えたりする。

残り半分が、メインの「説教」だ。

お小言じゃないよ。

要するに、牧師さんが「聖書の解説」をするの。

仏教でいえばお坊さんの「講話」ね。

 

ちなみに教会の礼拝は、夏休みとか正月休みはない。

よく「毎週大変ですね」とか言われるんだけど、まあ、自分の意志で行ってるんだし、ご挨拶程度に受け取ってます。

 

でも子供はちょっと複雑だよ。

だって、まだよくわからんうちから親に連れて行かれるわけだし。

特に牧師の家庭(うちの嫁さんとか)は、教会と家がくっついてたりするので否応なしだし。

小さい子供が「教会行きたくない」なんて言ったら大変だよ。

「学校行きたくない」と同じかそれ以上の、かなり深刻な受け止め方をされるわけで。

それはつまり、信仰的な心配もあるけど、現実問題として、子供置いて行くわけにはいかないじゃん・・・

 

僕の場合はというと、小さいときに行っていた教会では、礼拝は「大人の礼拝」という扱いで、子供たちは2階で遊んでたのね。

お兄さんお姉さんたちが面倒みてくれて。

楽しかったね。

アメリカ人宣教師がやっていた教会だったから、珍しいおもちゃがたくさんあった。

「トイストーリー」に出てくる小さいプラスチック製の人形、知ってる?

スケボーみたいな板の上に立っているミリタリー人形とか、色とりどりの動物とか。

あとはアメリカのボードゲームがたくさんあった。立体的なのも。

 

宣教師一家のことは大好きだったし、仲の良い友達もいて楽しかったので、僕は日曜日に教会に行くのが嫌だと思ったことはあんまりないのね。

日曜日に(学校の)友達と遊べないというのも、僕にとっては別に違和感はなかったし。

それでいじめられたり、仲間外れにされることもなかったし。

 

でもそういう子ばっかりじゃないからねえ。

もし子供が少ない教会だったり、楽しい教会じゃなかったら、あと外遊びが好きだったりしたら、やっぱり(学校の)友達と遊ぶ方に魅力を感じたと思うのね。

そういう話はいろいろ聞いてるし。

難しいのよ、これは。

 

あっ、思い出した。

その宣教師家が言うには、僕はいつもシーツをマントにして、笑いながらジャンプしてたそうだ。

うん、記憶ある。

黄金バットだ。

クリスチャン的には、OKだったのだろうか(笑)

じゃあまた。

オッちゃんでした!

 

●文/オッちゃん
クリスチャン家庭に生まれ、高校時代に洗礼を受ける。50にして天命を知る。某プロテスタント教会所属の現役クリスチャン。趣味は読書、映画、80s、モノ書き。愛読書はもちろん聖書。編集長とは不思議な赤い糸で結ばれている。