2018.01.8

【やってみた】『ワールズ・エンド』の12軒12パイントに挑戦!酔っ払いが世界を救えるのか試してみた!【前編】

昨年もエイリアンが襲ってくることなく、AIが暴走することなく、怪獣があらわれることなく、難なく年を超えてしまった人類の皆さん、あけましておめでとうございます。皆さんはワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』という映画をご存知でしょうか?

2013年のイギリスで製作された、エドガー・ライト監督によるSFコメディ映画。そんなにたくさんの映画は見ていない私史の中ではトップ3馬鹿映画です。まずはあらすじを紹介します。

 

~あらすじ~

ネタバレにならない程度、予告編で見て取れる程度のあらすじを話しますと、高校時代の悪ガキ五人組、一人だけ落ちこぼれアル中、その原因は成し遂げられなかった12軒で12パイントのはしご酒だと思い込み、20年ぶりにエリートになっちゃってる悪ガキ仲間4人を故郷に呼び戻し、再びチャレンジする12軒12パイント、しかし途中で、うわ、なにをする、やめろ!エイリアンどもめ!地球が、うわあ!! です。正気? って思うかもしれませんが本当です。突然、口から青い光を出すやつとかが現れるらしいことが予告編にも映っています。こちらが予告編


パン屋再襲撃を読んだらマクドナルドでビッグマック30個を奪いたくなる(強奪できずお金払いました)もの、ワールズエンドを見たならば、12軒12パイントのはしご酒をやってみたくなる、これが馬鹿です。

〜酔っ払いが世界を救う〜

いざ東京の夜を救いに参りましょう。5人集めたかったところですが、コアメンバーは2人と相成りました。

 

そもそもパイントって?

「OKGoogle、1パイントは何ミリリットル?」

21世紀ですから、分からないことはすぐに調べましょう。


568.26125 mL(英)

473.176473 mL(米液量)


出ました、イギリスとアメリカで名前が同じなのに実体が違う現象。

ネタ元の「ワールズエンド」はイギリス映画。今回は568mLを1パイントとすることにします。

ニッポンの便利な言葉、大は小を兼ねる!

 

●0軒目

いやいや閉まってんのかよ! とスタート早々ズッコケです。

Google先生によると開いているはずの時間に店前で集合するも、看板によるとどうやら開店は1時間後。そりゃ待てねえよう、ということで早速移動。

 

●1軒目:『放心亭』


気を取り直し、1人仲間が増えて、いよいよ1軒目。選んだのは『放心亭』です。

しかし何がヤバイって、パイントビールがない。あるのは大・中・小。ということで、こちらが『ブラウマイスター』大ジョッキ(600㍉㍑)です。

ブラウマイスターは、キリンのビール醸造職人達が、ビールの国ドイツで培った確かな経験をもとに、「バイター・トリンケン(=飲み飽きることのない味わい)」という概念を始発点として追い求めた、理想の味のビール。

いきなり企画崩壊しそうなジョッキビールですけど、美味しかったです。

 

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放心亭

03-3295-1888

東京都千代田区神田神保町1-1 三省堂書店本店ビル B1F

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●2軒目:『BEER PUB 8taps』

今度こそパイントビールを飲まないと。3軒目の正直です。『BEER PUB 8taps』さんにて、『TINY REBEL CWITCH』を1パイントで! そう、この感じを求めていました。パブで、グラスで、パイントのビール。これをあと10軒。

そしてココで、我々の奇行を心配そうに見つめる店長さんから有力情報を得てしまいます。
なんと上野に『The world End』という店があると……ゴクリ。作品では最後の12軒目にたどりつくのが『ワールドエンド』というパブ、これは行くしかない……。ただ、着けるのだろうか…。

TINY REBEL CWITCH』は、6種のモルトと2種のアメリカ産ホップを使用し、伝統を打ち破ったウェーリッシュ・レッド・エール。トロピカル感と苦みが程よくバランスのとれた味わいに、アルコール度数ひかえめなこともあいまって、たいへん飲みやすい。CWITCH(クッチ)はウェールズ語で「抱きしめる」という意味だそうで。

 

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BEER PUB 8taps

03-6273-7489

東京都千代田区神田神保町1-6-1 タキイ東京ビル B1F

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●3軒目:『日ノモトビアパーラー』

スタート地点にしようとしていた『日ノモトビアパーラー』へ戻ります。

石見麦酒ベルジャンホワイト』を1パイントで。同行の2人は、『奥能登伝説』をうちぬいてからの『SMaSH Citra IPA』1パイント、『ケープコッドフォグ』を1パイント。こちらのお店では、注文したビールがちょうど空っぽになる(うちぬく)と、次回サービス券がをいただけます。粋なサービスですねえ。

『石見麦酒ベルジャンホワイト』は名前からも予想できる、ちょっと白濁したクリーミーなビール。濁っているのは自然のまんま、無濾過の証拠。ほのかな柑橘系の甘酸っぱさは、香り付けに使われてる柚子の皮から。さわやかにゴクゴクとイけます。

 

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日ノモトビアパーラー

050-5594-4356

東京都千代田区神田神保町1-44-8 1F

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●4軒目:『ブラッセルズ 神田店』


次に向かった『ブラッセルズ 神田店』は、日本にベルギービールブームをつくった立役者ブラッセルズの神田店です。

しかしここでまたしても問題が。繰り返しになりますが、「パイント」は、イギリスまたはアメリカのヤードポンド法の指標。ベルギーにはないんですな。

今日の目的を説明、もとい駄駄を捏ねる私たち。お店の方のご厚意にて、大きなグラスで特別に1パイント相当のビールを出していただきました。ありがとうございます。

飲んだのは『グリゼットブロンシュ』。ベルギーを代表する醸造所「サンフーヤン」による、小麦の甘さが感じられるホワイトビール。香りつけは、オレンジピールとコリアンダーです。日ノモトさんで飲んだ『石見麦酒ベルジャンホワイト』と続けて飲み比べるに最適のビールでした。


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ブラッセルズ 神田店

050-5571-9154

東京都千代田区神田小川町3-16-1

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●5軒目:『クラフトビアマーケット 淡路町店』


まだ折り返しにすら辿り着かないのにかなりいい気持ちになってきてしまいつつ、『クラフトビアマーケット 淡路町店』へ。

いただいたのは『BREWDOG Santa Paws』です。

パンクの哲学でビールをつくる醸造所『BREWDOG』。創業者のジェームズ・ワットさんが書いた一風変わったビジネス書『ビジネス・フォー・パンクス』が話題になったのは昨秋のこと。ご記憶にある方もあるのでは。この『Santa Paws』は、醸造過程でヘザーハニーというスコットランドの貴重な蜂蜜をくわえた、ビターでやさしい、冬らしい逸品でした。

 

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クラフトビアマーケット 淡路町店

03-5577-3046

東京都千代田区神田司町2-9-1 第1高田ビル 1F

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さて5軒目にしてなかなかの酔っ払いになってきたぞ。
果たして12軒目までにたどり着くことができるのか⁉ 世界の命運は僕たちにかかっている。

続く!

●文 ・写真 /  林  梅夫