2018.06.8

『モリのいる場所』観た(東京饗宴インターン生ゆっかより)

 みなさんこんにちは、ゆっかです。いや突然東京饗宴に出てきて誰よ!? となるのも当然です。最近世間を騒がせているあの工藤静香とキムタクの娘さんのように彗星のごとく現れたとでもいいましょうか……。つい先ほど、祝・東京饗宴のインターン生(!?)になりました。

文章書いてみたいです! と相談したところロックスさんから、試しに俺の連載で文書いていいよ! と優しきお言葉を頂戴し、今こうして書かせてもらっています。緊張するなぁ!

そんなゆっか、本日『モリのいる場所』を観てきたので初めてのドキドキレビューをやってみようと思います。

 

沖田修一監督の最新作『モリのいる場所』

『南極料理人』や『横道世之介』など人気映画を手がける沖田修一監督の最新作『モリのいる場所』、あの独特の世界観の虜になってしまった人も少なくないはずです。

今作は実在した画家・熊谷守一さんのエピソードを元に制作しており、主演も山崎努・樹木希林の初共演なだけあって期待大でした!

 

『モリのいる場所』あらすじ

30年以上自宅の小さな庭を毎日探検し、飽きもせず植物や虫を観察し続ける画家の守一(モリ)94歳と、その妻秀子76歳。暮らし上手な二人の暮らしは、呼んでもいないのに毎日多くの人が家を訪れ、忙しく日々が過ぎて行きます。事件が起きたり、起きなかったり、そんなモリとモリを愛する人々のちょっと可笑しく、温かい毎日のある1ページを垣間見えます。

予告編はこちら。

 

劇場には予想以上の高年齢層が!

さすが主演のお二人がプロ中のプロなだけあり、劇場には50~60代のおじさまおばさまが多く見えました!あれ?私すごく浮いている?と少し焦るほど。絶対的な支持が今でもあるというのは凄い、そして私も歳を重ねてもこうして映画館に通いたいなあ、とぼんやり考えているうちに映画が始まりました。

予想以上でも以下でもない

感想を一言で言えばこうでしょうか。期待を裏切らない世界観、そして臨場感もさほどないストーリー展開。そもそも臨場感を求める人は観ないか……。

ただ、よく言えばゆっくりとした物語の中でうまく緩急をつけながら観る人をあっという間に映画の空気に溶け込ませてしまうのは流石であり、とても心地がいいものです。

何気ない日常が特別に見えて来る

モリ夫婦の他愛もない会話や、一つ一つの仕草がちょっと可笑しくて笑ってしまったり、かと思えば深い一言にハッとさせられたり。予告編にも出てくる「生きるのが好きなんだ」というモリの台詞はこの映画の全てを表していると思います。きっとモリにとって、モリの庭は宇宙ほど大きく、生きても生きても新たな生命が次々に芽生え、知らないことが増えていく。普段の私たちはもしかしたら沢山の発見を見逃して、自分で自分の首を締めているのかも。一度足を止めて、じっくり日常を「観察」したくなる映画です。モリが蟻を観察するようにね。

 

余談

あと、私すごく家事をする音(洗濯物を干す音・調理するときの音など)がすごく好きなのですが、THE・日常という感じでよかったです。人肌恋しくなる音が、そこら中で聞こえてきます。結果、観てよかった。皆さんも是非、劇場に足を運んでくださいね~! ではまた!

 

●文/ゆっか
1995年生まれ、福井県出身のおのぼりさん。昨年オーストラリア留学を経験し、只今幻の大学5年生を満喫中。旅行、音楽、映画、読書ととにかく色んなことに興味があり、何事にも浅く広く生きている。よく呑み、よく遊び、よく学ぶことが人生のモットー。