2018.05.20

スティーブン・スピルバーグ監督最新作『レディー・プレイヤー1』観た。

もしもこの映画が存在しなかったら、『AKIRA』の金田のバイクと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンがデッドヒートして、そこをキングコングが邪魔してきて、ガンダムとメカゴジラがガチで戦って、主人公が『シャイニング』の世界を冒険する映画、それでこれの監督をスピルバーグがやる、なんて聞いたらどう思う?

「そんな映画あるわけねーだろ」

って思うわな。でもこれ全部ホント。それがこの作品『レディー・プレーヤー1』なわけ。もう聞いただけでワクワクしながら劇場に向かいました。

あらすじ

FILMARKSから転用します。

いまから27年後の世界。人類はゴーグル1つですべての夢が実現するVRワールド[オアシス]に生きていた。そこは、誰もがなりたいものになれる場所。無敵のヒーローやハーレークイン、キティだってなれる夢の世界! ある日、オアシスの天才創設者からの遺言が発表される ーー「全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界のすべてを授けよう」と。突然の宣告に誰もが沸き立ち、56兆円をめぐって、子供から巨大企業まで全世界の壮大な争奪戦が始まった! 果たして想 像を超えた戦いの先に、勝利を手にするのは一体誰だ!

予告編はこちらから! 面白そうでしょ?

ワクワクするぜ!!!

●レビューしましょう

想像の通り、年代を生きてきたギークなおじさんホイホイ映画である。かくいう私もその中の一人。映画を観終わった後、観に行った友人と「あれ、いたよね? 気づいた?」とか、「え、嘘! いたの! 気づかなかった!」とか話たくなるずるい構成である。元来私は映画を観る際はネットの情報などほぼ見ない、むしろあらすじもほとんど観ないで上映に挑むスタイルを貫いておりまして、観た後に映画の情報を調べるのだが、今回はかなり調べた。「あ~、あそこにあれ出てたんだ!もう一回観てええ!」と思えるほどのキャラクターの数と演出。これが最大の特徴。ストーリーはいたって単純で「王道中の王道のワクワク映画」というコピーを付けたい。さすがはスピルバーグ。聞けば版権を取得するのにあのスピルバーグをもってしても相当な年月を必要としたとか。こんなことスピルバーグじゃないとできないよ。スピルバーグ監督、ほんとにありがとうございます。

それと仮想現実の世界について、作品内の仮想現実「オアシス」は、願いは全て叶えることができる世界。この世界ではすべてが思うまま。恋愛もできるしお金も持てる。もし現代に存在したら皆そうなってしまうのだろうか。思い出すのは「セカンドライフ」だ。「セカンドライフ」もかつて企業が大量の資金を費やし運営された、しかし、廃れた。この原因、さまざまなあると思うが、やはり人の「倫理」なのではないだろうか。今でも新聞配達やCDが販売されているのと同じ。倫理が許そうとしない点に真理は眠っているのかもしれない……。なんて思っちゃった。

●『レディー・プレーヤー1』2作目作ってください。

もうほんとこの一言。次回作、スピルバーグ監督、ぜひ作ってください。そして俺たちをまたワクワクさせてください。よろしくお願いいたします。

 

●文/ 東京饗宴 編集長・ライター    ロックス
映画を中心に執筆活動中。得意なジャンルはB級〜Z級映画。勝手にその年の受賞作品を決める「輝け!日本ぬかデミー賞」を主宰。バンド活動、ウェブメディアの運営やイベント製作・萬屋経営など、マルチに活動中。


●イラスト・文/ 東京饗宴 プロデューサー・アートディレクター 武織
ニューヨーク帰りの狂気のアートディレクター。無いものはDIY魂何でも作る。STAR WARSとMARVELには目がない。グラフィック制作、ブランディング、キャラクター・イラスト制作、イベントディレクションなどジャンルにとらわれず、クリエイティブで人と人の橋になるべく活動中。