2018.04.30

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』観た。※ネタバレあり

MCU10周年、MCUとは「MARVEL Cinematic Universe」の略である。『アイアンマン』から始まったこのシリーズも『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を経て、いよいよ3作目『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、そのコピーは『アベンジャーズ・全滅』である。結論でいうと、まじで「全滅」だった。今回は完全にネタバレで話します。まだ見ていない人、気を付けてくださいね。

あらすじの前にアベンジャーズってなんやねん

あらすじの前に「アベンジャーズ流行ってるけどなに?」って人のためにクリエイターのタケオリがイラストを描いてくれました。

じゃじゃん! こんな感じです。アベンジャーズってのはアイアンマン、キャプテンアメリカ、マイティ・ソー、ハルク、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、ブラックパンサー、アントマン、ドクター・ストレンジなどヒーローが集まった作品でありまして、各ヒーローごとに作品があるのです。その数15作くらい。全部見てたら日が暮れるどころか朝迎えてまた日が暮れてまた朝迎えるわ。主要人物をゆるく解説しますね。

●アイアンマン→
元武器会社の社長。超金持ち。アイアンマンのスーツを着て戦う。金持ちの道楽とはまさにこのこと。金持ちコスプレおじさん。アベンジャーズの主要人物。キャプテンアメリカと喧嘩中。

●キャプテン・アメリカ→
元々へぼい傭兵志望だったが変な薬を打って改造人間になる。戦前の国民的ヒーロー、冷凍保存されて現代によみがえる。実は80歳くらいのジーさん。武器は盾。今回は髭が生えてる。アベンジャーズの主要人物。大して強くないけど仕切り屋。アイアンマンと喧嘩中。

●マイティ・ソー→
アスガルドって星の王子。武器はハンマー、だけど『マイティ・ソー3』でハンマーが壊される。雷の力を使えるのではっきり言ってめっちゃ強い。右目が事故ってなくなる。アベンジャーズの主要人物。

●ハルク→
普段はおとなしめの科学者だけど、怒ると超人ハルクに変身する。めっちゃ強い。ただ、自制があまり効かない。いつもおとなしい人ほど怒ると怖いという典型的例。コーンの缶詰、グリーンジャイアントに似すぎ。

●スパイダーマン
みんな大好きスパイダーマン。全身タイツを身にまとうコスプレ高校生。ねばねばするものをシューッとだしてねばねばがぐちゃぐちゃっとなってそこを蹴飛ばしたりする。皆の人気者。映画好き。

●スターロード→
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の主人公。音楽好き。ゆるめの性格。あんま強くないけど、キャラが良すぎ、仮面がかっこいい。筆者が一番好き。

●アントマン→
世界最小のヒーロー。ギャグ的にこいつがいるとなんか嬉しい。『インフィニティ・ウォー』で結局出番なし。

●ドクター・ストレンジ→
元外科医。あやしい魔法を使う変なおじさん。Facebookにこういう友達がいたら絶対にドン引かれて「いいね」も付けたくない。

●ブラックパンサー→
ワカンダ王国の王様。王様なのに戦う。『インデペンデンス・デイ』みたいな感じで戦う王様。正直陛下が戦われると国民が困る。

●その他
・バッキー→キャプテンアメリカの友達。二重人格。
・ファルコン→キャプテンアメリカの友達。羽が生えた変な人。
・ブラック・ウィドウ→毎回大して強くないくせにすぐ出しゃばって最前線に行く目立ちたがり屋。こういうやつクラスに一人いたよね。
・ヴィジョン→人造人間。人類の運命を左右するインフィニティストーンを眉間に晒しているアホ。大事なもんなんだからちゃんとしまいなさい。彼女持ち。
・スカーレット・ウィッチ→『Xメン』のマグニートの妹。魔法を使える。ヴィジョンの彼女。
・ウォー・マシーン→アイアンマンの友達。バッタもんのアイアンマンのスーツを着て戦う。
・他いろいろ→めんどくさくなったからあとはイラスト見てください。

あらすじ

すげーざっくり話しますと、『アベンジャーズ』ってチームが『アベンジャーズ1』と『2』で頑張って力を合わせて戦ってたんだけど、アベンジャーズリーダー格のキャプテンアメリカとアイアンマンが喧嘩し始めて、(原因は『キャプテンアメリカ/シヴィル・ウォー』を観てください)キャプテンアメリカ派とアイアンマン派で分かれて戦うわけなんですね。そんでアベンジャーズは解散。そんな時にサノスっていうめっちゃ強くて顔色が悪い宇宙人が攻めてくるわけなんですわ。サノスの目的は世界に散らばる6つのインフィニティ・ストーンを集めること。全部集めると指を鳴らすだけで世界を崩壊できるわけなんです。すげ~。さあどうするアベンジャーズ、って感じです。

レビューしましょう

鑑賞前は「全滅」と聞いていたが「いやいや、どうせあれだろ、インフィニティ・ストーンをいくつか奪われるんだけど最後の最後でまあまあ善戦してサノスを退却まで持ち込むくらいだろ」なんて思ってたけどマジで「全滅」しました。以下、今回死んだヒーローたち。

・ロキ
・スパイダーマン
・バッキー
・ブラックパンサー
・ファルコン
・ドクター・ストレンジ
・スターロード
・ヴィジョン
・スカーレット・ウィッチ
・他いろいろ

まじで死にました。6つのインフィニティ・ストーンを手に入れたサノスは宇宙の人口の半分を消し去ります。上記ヒーローたちもその被害者の一人。消えていく続編たち、消えていく金づる(特にブラックパンサー)。

そもそもサノスの目的というものは全人類殺戮という筋肉バカが考えるものではなく、「世界の人口を半分に減らし(殺戮)貧困や紛争を失くそう」というもの、いやいやおっさん、言いたいことはわかるけど、みたいな勧善懲悪ではないとこがまたポイント。「悪の魅力を最大に引き出した」という点が今作のポイント。サノスの強さはもちろんのこと、実はそれなりの確固たる目的がある、というのが作品全体に色気がでてくるのですな。悪役が活躍すると面白い、というのはスターウォーズEP5、EP8でも同じように悪役が活躍してくれると観ている我々も興奮するわけです。思った以上に「え~、そこで終わるのかよ~、このあとどうなんの!?」という展開にしてくれた点は監督に「ありがとう」と言いたいくらい。

これからどうなんのよ?

さあ、どうなるんでしょうか。もちろん死んじまったヒーローたちも続編が決まっているので復活するのは間違いない。ドクター・ストレンジが言っていた「サノスに勝てる可能性は1400万分の1」という言葉。そして彼が死に際に言っていた「こうするしかなかった」、この二つがポイント。まあどうせドクター・ストレンジが時間を戻せるので皆復活してなんとかするんでしょ、としか考えられない。でもドクター・ストレンジ死んだよね? あら、どうしよう。あ、でも魔法使える奴他にもいるからまあなんとなるか、そんな感じです。

次回作も震えて待とう!


●文/ 東京饗宴 編集長・ライター    ロックス

映画を中心に執筆活動中。得意なジャンルはB級〜Z級映画。勝手にその年の受賞作品を決める「輝け!日本ぬかデミー賞」を主宰。バンド活動、ウェブメディアの運営やイベント製作・萬屋経営など、マルチに活動中。

●イラスト/ 東京饗宴 プロデューサー・アートディレクター 武織
ニューヨーク帰りの狂気のアートディレクター。無いものはDIY魂何でも作る。STAR WARSとMARVELには目がない。
グラフィック制作、ブランディング、キャラクター・イラスト制作、イベントディレクションなどジャンルにとらわれず、クリエイティブで人と人の橋になるべく活動中。