2018.03.6

【クソ映画友の会】『絵文字の国のジーン(Emoji Movie)』観た。

いよいよ春が近づきつつある、今年の春は例年に比べ大寒波が日本列島を襲い、なおさら春の到来を楽しみにしていた人も多いはずである。しかし、春も春で「春の嵐」と呼ばれる強風豪雨が我々に脅威をもたらすのだ。四季のある日本、それぞれの季節の移り変わりを楽しむのも乙なものである。さて、そんな嵐であるが、全米で起きた嵐は「酷評の嵐」である。その嵐の中心にいたのがこの作品『絵文字の国のジーン(Emoji Movie)』である。本日は先日劇場公開を終えたこちらの作品をわざわざ劇場まで足を運んだので報告したいと思う。

そもそもなんで日本で公開されたんだよ

クソ映画好きの私としては現地で酷評の嵐を浴びている渦中に「みて~~」と本気で思っていたが、「たぶん日本で公開されることなんてないな、せいぜいDVD化される程度でツタヤの新作コーナーに置かれて旧作にもならずにお払い箱やろ」なんて思っていたら公開が決定したのだ。まさに「奇跡」、まさに「ミラクル」、まさに「無謀」、はっきり言ってこんなところで「奇跡」を起こさないで他のところで起こしてほしいものである。東京は「ユナイテッドシネマ豊洲」「ユナイテッドシネマお台場」のみ。「ユナイテッドシネマ」さん、すげえよアンタ。配給したソニーピクチャーズさん、あんたもすげえよ。

 

劇場公開とデジタル配信、同時公開。そして

ご覧ください、お分かりだろうか。なんと劇場の公開と同時にデジタル配信も同時に始まるのだ。
そしてもう一点、3月4日に劇場公開は終えるのだが、

DVD&ブルーレイの発売が3月14日である。

ごめん、全然よくわかんない。

で、どんな話なの?

あらすじを確認しておこう。

ある男の子のスマホの中。
絵文字たちがにぎやかに暮らしている町”テキストポリス”に住んでいる元気な絵文字のジーン。
彼には「ふーん」顔の役割があるけれど、とっても表情が豊かなので、いつも両親を心配させていた。
ある日、いよいよジーンにも初仕事の日がやってくる。
ところが決まった役割とは全然違うヘンテコな顔をしてしまい大失敗!
それを知った仲間の絵文字たちも大混乱!
自分の“不具合”が原因と分かったジーン。
それを直すため、仲間のハイタッチ、ハッカーのジェイル・ブレイクと一緒に冒険の旅に出る!

(※『絵文字の国のジーン』公式サイトより引用)

だそうです。予告編はここから見といてください。

 

で、どうだったの?

せっかくだから誰か一緒に行かないかな? と思ったら東京饗宴プロデューサーのタケオリをはじめバカが5人も集まりました。
3月4日ユナイテッドシネマ豊洲 12時15分、国内最終上映の回である。期待は高まるばかり。この日は快晴、海辺の豊洲には爽やかな春の風が僕たちを包み込む。

 

僕たちの表情

「・・・・・・・。」

「ふーーん」であった。

 

一応レビューします。

「スマホの中の絵文字には実は意志があって、絵文字の国がスマホの中には存在してその世界にはいろいろな住人がいるんだぜ」という設定である。なるほど、たしかにそんな発想は思ったことがなかった。つまり、『トイ・ストーリー』のノリと同じである。おもちゃには実は意志があってみんなが寝ているときに動いている、ワクワクするような設定である。しかし今作もう一度言うが「スマホの中の絵文字に意志がある」、

一体だれがそんな設定観たいのだろうか。

はっきり言ってワクワクするわけがない。全般的に子供向けに作られているが、作品内に登場する「ファイアウォール」「ドロップボックス」「ダウンロード」「ジェイルブレイク」など頻繁に登場する「インターネット用語」は子供にわかるわけがない。唐突に狙って出てくる見え見えのあざとい笑いも失笑である。

見終わった後、楽しく都内を散歩しました。

観終わった5人、せっかく豊洲まで来たから月島でもんじゃ焼きでも食べようか、と天気もよかったのでてくてく歩いて月島へ移動。心地よい風、すごしやすい気温、「気持ちいい」の一言、その後5人でもんじゃ焼きを食べ築地まで歩き海鮮に舌鼓を打ち、銀座まで歩いてビールを一杯ひっかければ、いい日曜日の完成である。

はっきり言って「いい日曜日」だった。『絵文字の国のジーン』を観に行かなければこんな楽しい日曜日はなかったはず。割と感謝している。

※ところでDVD買ったのでうちに観に来ませんか?14日着予定です。

 

●文/ 東京饗宴 編集長・ライター    ロックス
映画を中心に執筆活動中。得意なジャンルはB級〜Z級映画。勝手にその年の受賞作品を決める「輝け!日本ぬかデミー賞」を主宰。バンド活動、ウェブメディアの運営やイベント製作・萬屋経営など、マルチに活動中。

 

●イラスト/東京饗宴プロデューサー・アートディレクター タケオリ