子供が生まれたら、当然名前をつけるわけですが。
両親ともクリスチャンだと、自然とキリスト教的な名前になりますね。
クリスチャン家庭の名前のパターンは主に2つあって(僕の勝手説)。
パターンA:聖書に出てくる人物名
パターンB:聖書の箇所からとった語
欧米人では圧倒的にAじゃないかな。
英語でジョンとポールは使徒ヨハネと使徒パウロ、メアリーはイエスの母マリヤ、ジョシュアは指導者ヨシュア、ディビッドはダビデ王、マイケルは天使ミカエル。
日本人の場合は、直接使うことはあまりないけど、ヨシュアから「よしや」、マリヤから「まり」、預言者エリヤから「えり」などがありますね。
これはパターンA´とでもいいますか。
でも聖書の箇所からとるパターンBが多い。
信、望、愛、誠、真、義、恵などがよく使われるかな。
「真理」さんは親がクリスチャン率高いと思います。
僕もB系です。
親父に聞くと、僕が女の子だったら「いのち」とつけるつもりだったらしい。
昔は出生前には性別わからなかったから。
何に感動したのか知らないけど、いくらなんでもガチすぎでしょ。
生まれたら男だったんで、それから改めて考えたらしいけど。
男で良かった。ほんと、良かった。
最近は、結構凝った名前をみます。
キリスト(基督)の「基」を使ったり、とても読みからは想像できない漢字をあててたり。
パターンB+、ってとこかな。
名前見て「親がクリスチャンかな」って思って聞くと、大抵当たります。
クリスチャンに限らず、名前って親の思いが多少なりとも込められているものだから、僕はよく由来を聞くのね。
ちなみに曽野綾子(カトリック)の小説「太郎物語」では、主人公「太郎」の名前は「ただの人、ただの太郎であることを忘れるな」という意味で父親がつけたのね。
名前は一生付き合うものだし、いろんなエピソードが聞けて面白いよ。
自分も「僕の名前は聖書から取られてて」って言えば、クリスチャンって自然に言えるしね。
じゃあまた。
オッちゃんでした!
●文/オッちゃん
クリスチャン家庭に生まれ、高校時代に洗礼を受ける。50にして天命を知る。某プロテスタント教会所属の現役クリスチャン。趣味は読書、映画、80s、モノ書き。愛読書はもちろん聖書。編集長とは不思議な赤い糸で結ばれている。